特徴
郵便番号検索プラグインは、レコード追加/編集画面で郵便番号から住所、住所から郵便番号を検索してフィールドに設定します。
- 郵便番号7桁(ハイフンあり/なし)から日本国内の住所を検索し、住所フィールドに設定します。
- 住所は"都道府県"、"市区町村"、"町域"から構成されており、以下のパターンの住所フィールドの設定が可能です。
"都道府県"、"市区町村"、"町域"
"都道府県"、"市区町村"+"町域"
"都道府県"+"市区町村"、"町域"
"都道府県"+"市区町村"+"町域" - "都道府県"を設定するフィールドは"文字列(1行)"のほかに"ドロップダウン"を指定することができます。
- レコードの複数個所に検索を設定することができます。
- スペース上に検索用ボタンを設置することできます。検索タイミングをボタンクリック時にしたり、住所の一部から郵便番号と住所("都道府県"から"町域"まで)の検索ができるようになります。
- テーブル内でも郵便番号から住所の検索、および設定ができます。
- モバイルに対応しています。
※注意事項
- 郵便番号、住所の情報は日本郵便株式会社が提供しているデータをもとにしています。
- 郵便番号データベース情報取得のために弊社サーバーにアクセスを行いますが、入力データや検索情報を弊社及び外部のサーバーに送信することはありません。
- レコード一覧画面のインライン編集には対応しておりません。
- "都道府県"を設定するフィールドに"ドロップダウン"を指定する場合、項目に47都道府県すべてを設定する必要があります。
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機能
■"郵便番号"からの住所検索
郵便番号(7桁)から"都道府県"、"市区町村"、"町域"を検索してフィールドに設定します。
※注意事項
- 5桁の旧郵便番号で検索することはできません。
■"住所"からの郵便番号検索
住所の一部から"郵便番号"、"都道府県"、"市区町村"、"町域"を検索してフィールドに設定します。
※注意事項
- "住所"からの検索を行うためには検索ボタンを設置する必要があります。
- テーブル内では検索ボタンを設置できない為「"住所"からの検索」を行うことはできません。
■住所を結合して設定することが可能
"都道府県"、"市区町村"、"町域"を設定するフィールドはそれぞれ設定することも、結合して設定することもできます。
都道府県 | 市区町村 | 町域 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
フィールドA | フィールドB | フィールドC | "都道府県"、"市区町村"、"町域" | |
結合① | フィールドA | フィールドB | "都道府県"、"市区町村"+"町域" | |
結合② | フィールドA | フィールドB | "都道府県"+"市区町村"、"町域" | |
結合③ | フィールドA | "都道府県"+"市区町村"+"町域" |
・結合①
・結合②
・結合③
※以下のように"都道府県"、"市区町村"、"町域"のフィールドの組合せを複数設定することもできます。
■検索ボタン
アプリの設定 > フォーム で設定したスペースに検索ボタンを設定することができます。
- 設定した場合:
検索ボタンをクリックしたタイミングで検索します。
※郵便番号と住所(都道府県、市区町村、町域)が前回の検索結果と変わっていない場合は検索を行いません。
※検索ボタンのラベル(表示テキスト)はプラグイン設定画面で変更することが可能です。
- 設定しない場合:
"郵便番号"フィールドからフォーカスを外したタイミングで検索します。
※郵便番号が未入力、または郵便番号が変わっていない場合は検索を行いません。
■検索結果ダイアログ
検索結果が2件以上の場合はダイアログが表示されます。
※ダイアログの一覧から"住所" (都道府県、市区町村、町域)を選択するとフィールドに設定します。
■AND検索("住所"からの検索のみ)
一つのフィールドで検索条件となる文字列を半角スペースで区切りることでAND検索ができます。
※注意事項:ダイアログについて
検索ボタンを設置した場合のダイアログでは「郵便番号からの検索」と「住所からの検索」を切り替えて再検索ができますが、検索ボタンを設置しない場合のダイアログでは「郵便番号からの検索」しか再検索ができません。
■フォーム上の検索機能について
フォーム上に複数の検索機能を設定することができます。
使い方
■前提条件
- フォーム上に"郵便番号"、"住所"(都道府県、市区町村、町域)を設定するフィールドを配置しておく。
- 検索ボタンを配置する場合は、フォーム上にスペースを配置し、要素IDを設定しておく。
※注意事項
- "都道府県"を設定するフィールドに"ドロップダウン"を指定する場合、項目に47都道府県すべてを設定する必要があります。
■プラグイン設定画面
■項目の説明
項目 | 説明 |
---|---|
郵便番号 | 郵便番号を入力、及び検索結果の郵便番号を設定するフィールドを指定する。 "文字列(1行)"フィールドを指定可能。 |
(ハイフン設定) | "あり"にすると、検索後の郵便番号を"000-0000"のフォーマットで"郵便番号"フィールドに設定する。 |
都道府県 |
検索結果の都道府県を設定するフィールドを指定する。 |
市区町村 | 検索結果の市区町村を設定するフィールドを指定する。 住所からの検索を行う場合は入力にも使用する。 "文字列(1行)"フィールドを指定可能。 |
町域(丁目・番地・号) | 検索結果の町域を設定するフィールドを指定する。 住所からの検索を行う場合は入力にも使用する。 "文字列(1行)"フィールドを指定可能。 |
検索ボタン用スペースの要素ID | 検索ボタンを配置する場合は対象の要素IDを選択する。 テーブルの場合は設定不可。 |
検索ボタン表示テキスト | 検索ボタンの表示テキスト。 デフォルト値は"郵便番号検索"。 テーブルの場合は設定不可。 |
※注意事項
- "郵便番号"と同じフィールドを"都道府県"、"市区町村"、"町域(丁目・番地・号)"で選択することはできません。
- "都道府県"で「ドロップダウン」のフィールドを選択した場合、"市区町村"、"町域(丁目・番地・号)"は同じフィールドに設定することはできません。
- "都道府県"と"市区町村"で異なるフィールドを設定した場合、"都道府県"と"町域(丁目・番地・号)"で同じフィールドに設定することはできません。
- "郵便番号"、"都道府県"、"市区町村"、"町域(丁目・番地・号)"でテーブル内フィールドを選択した場合、"検索ボタン用スペースの要素ID"、"検索ボタン表示テキスト"は設定できません。
- "検索ボタン用スペースの要素ID"はフォームの設定で配置したスペースの"要素ID"が選択肢に表示されます。
フォームにスペースを設定していない、スペースに要素IDを設定していない場合は表示されません。 - レコード追加/編集画面を開いたときにフォーム上に"検索ボタン用スペースの要素ID"を設定したスペースが存在しない場合は"検索ボタンなし"になります。
設定したはずの検索ボタンが表示されない場合は、プラグイン設定後にスペースを削除していないか、要素IDを変更していないか確認してください。 - 設定行でテーブル内フィールドを選択した場合、同一設定行内のフィールドはすべて同じテーブルのフィールドである必要があります。
- 設定行でテーブル以外のフィールドを選択した場合、同一設定行内のフィールドはすべてテーブル以外のフィールドである必要があります。
"都道府県"、"市区町村"、"町域"のフィールド設定
住所をそれぞれのフィールドに設定する方法
- "都道府県"、"市区町村"、"町域(丁目・番地・号)"をそれぞれ別のフィールドに設定します。
住所を一つのフィールドにまとめて設定する方法
- "市区町村"と"町域(丁目・番地・号)"を同じフィールドに設定します。("都道府県"は単独でフィールドに設定)
- "都道府県"と"市区町村"を同じフィールドに設定します。("町域(丁目・番地・号)"は単独でフィールドに設定)
- "都道府県"と"市区町村"と"町域(丁目・番地・号)"を同じフィールドに設定します。
■レコード追加/編集画面
※注意事項
- 検索を実行すると設定したフィールドを検索結果で上書きしますので、再検索の場合などは特にご注意ください。
郵便番号で検索する場合(検索ボタンあり)
"郵便番号"フィールドに7桁の郵便番号を入力して[検索ボタン]をクリックすることで検索が実行されます。
検索結果が1件の場合は"住所" (都道府県、市区町村、町域)をフィールドに設定します。
検索結果が2件以上の場合はダイアログが表示されます。
ダイアログの一覧から"住所" (都道府県、市区町村、町域)を選択するとフィールドに設定します。
郵便番号で検索する場合(検索ボタンなし)
"郵便番号"フィールドに7桁の郵便番号を入力して、"郵便番号"フィールドからフォーカスを外した場合に検索を実行します。
テーブル内でも同様に検索を実行します。
住所で検索する場合(検索ボタンありのみ)
住所(の一部)から"郵便番号"と"住所"を検索する機能は、検索ボタンを設置した場合のみ使用できます。
郵便番号からの検索と同じように、結果が2件以上の場合はダイアログが表示されます。
ダイアログ上で再検索することもできます。
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